FX自動売買EAを実装してみよう3(バックテストの実行)
概要
この記事では,FX自動売買初心者向けに実装の解説します。
EAの実装をしたことない方から基本を振り返りたい方へ向けた記事となります。
※FXでの取引は自己責任となります。ご了承ください。
FX自動売買の振り返り
FX自動売買の始め方について数本の記事で解説をしてきました。
FX自動売買EAの始め方(初心者用) - Sasahiko’s diary
前回の解説記事(FX自動売買EAを実装してみよう1 - Sasahiko’s diary)では,XM Tradingをインストールするときに入手できるサンプルコードの解説をしました。
また,最低限のコード実装について(FX自動売買EAを実装してみよう2(最短コード実装) - Sasahiko’s diary)の解説も行いました。
今回は実装したEAのバックテストを行います。
早速バックテストを実行しましょう!
1.XM Tradingを開き,データフォルダを開きます。
2.MACD Sample.mq4をコピペし,名前を「sample1.mq4」とかに変えましょう。
3.とりあえず中身を全削除します!
4.以下のコードをコピペし,「コンパイル」をクリック
(解説記事はこちら:FX自動売買EAを実装してみよう2(最短コード実装) - Sasahiko’s diary)
コード
#property copyright "Copyright 2021, Sasahiko 2021.07.21"
#define MAGIC_NUMBER 0001
double lots = 0.1;
int Ticket = 0;
void OnTick(){
if(Hour()%2==0 && OrdersTotal()==0){
Ticket = OrderSend(Symbol(),OP_BUY,lots,Ask,0,0,0,NULL,MAGIC_NUMBER);
}
if(Hour()%2==1 && OrdersTotal()==1){
int _ = OrderClose(Ticket,lots,Bid,20);
}
}
5.XM Tradingに戻ってコンパイルしたファイルを確認します。
その後,「テスター」のファイル指定部分にドラッグアンドドロップします。
最後に右下の「スタート」をクリックしてバックテストを実行します!
6.結果の確認①
テスターの最下部にある「結果」をクリックします。
売買履歴を確認します。解説記事にあるよう,奇数時で買い注文,偶数時で決済をしていることがわかります。
7.結果の確認②
テスターの最下部にある「グラフ」をクリックします。
売買により資産がどのように変動したかを見ることができます。
8.結果の確認③
テスターの最下部にある「レポート」をクリックします。
取引結果がまとめてあります。
以上,バックテストの実行と結果の確認でした!!
お疲れ様でした!
まとめ
今回はバックテストの実行方法を解説しました!
意外と簡単に実行できるものなのです!
次回はバックテスト結果の見方を解説します!
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