FX自動売買EAを実装してみよう10(RSI ver1)
概要
この記事では,FX自動売買初心者向けに実装の解説します。
EAの実装をしたことない方から基本を振り返りたい方へ向けた記事となります。
※FXでの取引は自己責任となります。ご了承ください。
FX自動売買の振り返り
FX自動売買の始め方について数本の記事で解説をしてきました。
FX自動売買EAの始め方(初心者用) - Sasahiko’s diary
最低限のコード実装について(FX自動売買EAを実装してみよう2(最短コード実装) - Sasahiko’s diary)の解説やバックテストの見方について解説をしました。
今回の記事ではRSIを使ったEAの実装をします!
RSIって何?
RSIとはRelative Strength Indexの略称であり,売買の相対的な強さの指標です。このRSIは相場の過熱感を表し,「売られすぎ」や「買われすぎ」を定量的に表します。
RSIを使用する際には,RSIが70%以上であれば買われすぎなので売り注文,30%以下であれば売られすぎなので買い注文と利用するそうです。
今回実装したいコード
注文条件:RSIが30%以下&保持ポジション0
決済条件:RSIが50%以上&保持ポジション1
実装!
変数定義:double R; (RSIのことです。)
ティックごとにRSIの更新:
R = iRSI(NULL,PERIOD_M15,14,PRICE_CLOSE,1)
注文条件:R<30 && OrdersTotal()==0→Ask
決済条件:50<R && OrdersTotal()==1
実装したEAは以下です。
#property copyright "Copyright 2021, Sasahiko 2021.08.05"
#define MAGIC 0001
int Ticket = 0;
double R, lots = 0.1;
void OnTick(){
R = iRSI(NULL,PERIOD_M15,14,PRICE_CLOSE,1);
if(R<30 && OrdersTotal()==0){
Ticket = OrderSend(Symbol(),OP_BUY,lots,Ask,0,0,0,NULL,MAGIC);}
if(50<R && OrdersTotal()==1){int _ = OrderClose(Ticket,lots,Bid,20);}}
取引結果
取引結果を以下に示します。普通に負けですが,EAを改善することで利益を上げられるよう,次回記事で解説をします!
以上,RSIの実装でした!!
お疲れ様でした!
まとめ
今回はRSIの実装を解説しました!
次回はRSI利用EAの改善について解説します!
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